クローゼットの整理で出てきた不要な服を、セカンドストリートで売ることを検討していませんか。
しかし、実際に利用するとなると「セカンドストリートの買取はひどいって本当?」「買取服の相場や値段の付け方が気になる」といった不安や疑問が浮かぶ方も多いでしょう。
また、売る時に必要なものや、買取できないもの、特に買取不可となりやすい衣類について事前に知っておきたいところです。
お得な買取20%アップキャンペーンの情報や、結局のところ服売るならどこがいいのかという点も、多くの方が知りたいポイントだと思います。
この記事では、セカンドストリートでの衣類買取に関するあらゆる疑問を解消し、あなたが後悔なく、そして少しでもお得に服を売るための方法を徹底的に解説します。
- セカンドストリートで服を売る手順と必要なもの
- 買取価格の相場と値段が決まる仕組み
- 買取を断られてしまう衣類の特徴と理由
- 査定額を少しでもアップさせるための具体的なコツ
セカンドストリートで服を売る前に知っておくべき事
- セカンドストリートで売る時に必要なもの
- セカンドストリートの買取服の相場を解説
- 公開!セカンドストリートの値段の付け方
- セカンドストリートで買取できないものとは?
- ブランド品も注意!買取不可の衣類
- 「セカンドストリートの買取はひどい」は本当?
セカンドストリートで売る時に必要なもの
セカンドストリートで初めて服を売る際に、何を持っていけばよいか迷うかもしれません。スムーズに手続きを進めるために、必ず「本人確認書類」を持参してください。これがないと、買い取りをしてもらえないため注意が必要です。
利用できる本人確認書類は以下の通りです。
利用可能な本人確認書類の例
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- 健康保険証(※記号・番号、保険者番号を隠したもの)
- パスポート(日本政府発行のもの)
- 住民基本台帳カード
- マイナンバーカード(※通知カードは不可)
- 学生証(顔写真付き)
- 各種福祉手帳
- 在留カード
ちなみに、18歳未満(高校生を含む)の方が利用する場合は、保護者の同伴と、その保護者の方の本人確認書類が必要になります。未成年者だけでは買い取り手続きはできないため、必ず保護者の方と一緒に来店しましょう。
マイナンバーカードの取り扱いについて
マイナンバーカードは本人確認書類として利用できますが、店舗でコピーを取ることは法律で禁止されています。そのため、スタッフがカードに記載された情報を書き写す対応となります。他の書類に比べて少し時間がかかる可能性があることを覚えておきましょう。
セカンドストリートの買取服の相場を解説
セカンドストリートに服を売る際、最も気になるのが「いくらで売れるのか」という点ではないでしょうか。買取価格は様々な要因で変動しますが、一般的な相場を知っておくことで、査定額に対する納得感も変わってきます。ここでは、衣類カテゴリ別のおおよその相場観を解説します。
ファストファッション・ノンブランド
ユニクロ、GU、H&Mといったファストファッションブランドや、ブランドタグのないノンブランドの衣類は、残念ながら高価買取は期待できません。多くの場合、1点ずつの査定ではなく重量での買取となります。
相場としては、1kgあたり10円~50円程度が目安です。状態が非常に良いものでも、1点あたり数円から数十円の値段がつけば良い方だと考えておくと、査定額にがっかりすることが少なくなるでしょう。
セレクトショップ・人気ブランド
BEAMS、UNITED ARROWS、JOURNAL STANDARDなどのセレクトショップオリジナルブランドや、人気のあるドメスティックブランドなどは、1点ずつ丁寧に査定されます。
買取相場は、元の販売価格の1割程度が一つの目安です。例えば、定価10,000円のシャツであれば、1,000円前後が期待できる価格帯となります。もちろん、商品の状態や発売時期、中古市場での人気によって価格は大きく変動します。
ハイブランド・ラグジュアリーブランド
LOUIS VUITTON、GUCCI、CHANELといったハイブランドは、専門的な知識を持ったスタッフが査定します。中古市場での需要が非常に高いため、状態が良ければ高価買取が期待できます。
相場は一概には言えませんが、元の販売価格の2割~5割、あるいはそれ以上の価格が付くことも珍しくありません。特に、人気モデルや定番アイテム、発売から年数が経っていないものは高値がつきやすい傾向にあります。
相場はあくまで目安
ここで紹介した相場は、あくまで一般的な目安です。実際の買取価格は、店舗の在庫状況や査定時のトレンド、キャンペーンの有無によっても変動します。正確な価格は、実際に査定に出してみないと分からないということを理解しておきましょう。
公開!セカンドストリートの値段の付け方
セカンドストリートでは、持ち込まれた服にどのように値段を付けているのでしょうか。その査定基準を知ることで、持ち込む前に「これは売れそう」「これは難しいかも」といった判断がしやすくなります。査定の際に重視される主なポイントは、「ブランド」「デザイン・トレンド」「状態」「季節感」の4つです。
1. ブランドの人気と需要
最も重要な基準の一つが、その服のブランドです。中古市場で人気があり、探している人が多いブランドほど高く評価されます。逆に、どれだけ状態が良くても、中古での需要が低いブランドは高値がつきにくくなります。
2. デザインのトレンド性
衣類は流行の影響を強く受けます。発売から年数が経っていても定番として人気のあるデザインは評価されますが、数年前に流行した特徴的なデザインのものは、査定額が低くなる傾向があります。逆に、現在流行しているデザインのアイテムは、高価買取が期待できるでしょう。
3. 商品の状態(コンディション)
査定において非常に厳しくチェックされるのが、商品の状態です。次に購入する人が気持ちよく使えるかどうかが判断基準となります。
査定でチェックされる主なポイント
- シミや汚れ:襟元や袖口の黄ばみ、食べこぼしの跡など
- 傷や破損:ボタンの欠損、破れ、ほつれ、ファスナーの故障
- 使用感:毛玉、色あせ、生地のヨレや伸び
- におい:タバコや香水、防虫剤、ペットのにおい
これらの項目に問題があると、大幅な減額、あるいは買取不可の原因となります。
4. 季節感(シーズン)
セカンドストリートでは、基本的にオールシーズンで衣類の買取を行っていますが、最も高く売れるのは、その季節の需要が高まる少し前です。例えば、夏物であれば春に、冬物のコートであれば秋に売るのがベストタイミングです。
需要が低い時期に売ると、店舗側が長期間在庫として保管する必要があるため、その分査定額が低くなってしまう可能性があります。
セカンドストリートで買取できないものとは?
「せっかくお店まで持って行ったのに、買い取ってもらえなかった」という事態は避けたいものです。セカンドストリートでは、再販売が難しいと判断されたアイテムは買取を断られることがあります。どのようなものが買取できない対象となるのか、事前に確認しておきましょう。
買取できないアイテムの共通点
最も大きな理由は「次に購入するお客様が安心して使えない」と判断されることです。状態が悪いものはもちろん、衛生面や安全面で問題がある可能性のあるアイテムは、基本的に買取の対象外となります。
具体的には、以下のような特徴を持つアイテムが買取できないものに該当します。
- 状態が著しく悪いもの:大きなシミや汚れ、破れ、破損、虫食い、日焼けによる変色があるもの。
- においが強いもの:タバコや香水、カビ、ペットなどのにおいが染み付いているもの。
- デザインが極端に古いもの:10年以上前のデザインなど、再販が見込めないと判断されたもの。
- 改造品やリメイク品:裾上げ以外の大きなカスタマイズがされているもの。
- 模倣品や偽造品:ブランドのコピー品は法律違反となるため、絶対に持ち込まないでください。
- その他:制服や体操服、企業のユニフォームなども買取対象外です。
これらの基準は店舗によって多少異なる場合がありますが、一般的な目安として覚えておくと良いでしょう。
ブランド品も注意!買取不可の衣類
たとえ有名ブランドの衣類であっても、特定のカテゴリに該当するものは衛生上の観点から買取不可となるケースがほとんどです。これらは新品・未使用品であっても断られる可能性が高いため、特に注意が必要です。
「一度も使っていない下着や靴下なら大丈夫かも?」と思うかもしれませんが、衛生管理の観点から、たとえ未使用でも買い取ってもらえないことがほとんどなんです。
買取不可となりやすい衣類の具体的なカテゴリは以下の通りです。
カテゴリ | 具体例 | 買取不可の主な理由 |
---|---|---|
下着類 | ブラジャー、ショーツ、肌着、キャミソールなど | 衛生上の問題 |
靴下・タイツ類 | ソックス、ストッキング、タイツ、レギンスなど | 衛生上の問題 |
水着 | スイムウェア全般 | 衛生上の問題 |
使用済みのタオル類 | ハンドタオル、フェイスタオルなど | 衛生上の問題 |
これらのアイテムは、次に購入されるお客様への配慮から、再販が極めて難しいと判断されます。フリマアプリなどを利用した個人間取引であれば売れる可能性はありますが、セカンドストリートを含む多くのリユースショップでは買取対象外となることを覚えておきましょう。
「セカンドストリートの買取はひどい」は本当?
インターネットで検索すると、「セカンドストリートの買取はひどい」「安すぎる」といった口コミを見かけることがあり、不安に感じる方もいるかもしれません。しかし、なぜそのような声が上がるのでしょうか。その理由を理解することで、買取サービスを冷静に評価することができます。
理由1:期待値とのギャップ
「ひどい」と感じる最も大きな原因は、売り手が「これくらいで売れるだろう」と期待していた金額と、実際の査定額との間に大きな差があることです。特に、思い入れのある服や高価だった服ほど、そのギャップは大きくなりがちです。しかし、買取価格はあくまで「中古市場での価値」で決まるため、購入時の価格がそのまま反映されるわけではありません。
理由2:買取価格が安くなる仕組み
セカンドストリートのようなリユースショップは、買い取った商品を清掃・メンテナンスし、店舗で販売するための人件費や家賃などのコストがかかります。そのため、買取価格はフリマアプリなどで個人が売る場合の価格よりも低くなるのが一般的です。手間をかけずにすぐに現金化できるというメリットの裏返しとも言えます。
理由3:査定基準の厳しさ
前述の通り、セカンドストリートでは次に購入するお客様のために、商品の状態を厳しくチェックします。自分では「まだ着られる」と思っていても、プロの目から見るとマイナス評価となる小さなシミやほつれが見つかることも少なくありません。この査定基準の厳しさが、想定外の低い査定額につながることがあります。
結論として、「買取がひどい」というのは、主に期待値とのギャップから生まれる個人の感想であることが多いと言えます。リユースショップの買取の仕組みを理解し、過度な期待をせずに利用することが、満足のいく取引につながるでしょう。
賢くセカンドストリートで服を売るためのコツ
- お得なセカンドストリート買取20%アップ
- 高く買い取ってもらうためのポイント
- 結局、服売るならどこがいいのか比較
- まとめ:後悔なくセカンドストリートで服を売る
お得なセカンドストリート買取20%アップ
セカンドストリートでは、定期的にお得な買取キャンペーンを実施しています。その中でも特に有名なのが「買取金額20%アップキャンペーン」です。このキャンペーン期間中に服を売ると、通常の査定額に20%上乗せされた金額を受け取ることができます。
例えば、査定額が5,000円だった場合、20%アップで1,000円が加算され、合計6,000円になるという非常にお得な内容です。どうせ売るのであれば、このキャンペーンのタイミングを狙うのが最も賢い選択と言えるでしょう。
キャンペーンはいつ開催される?
買取アップキャンペーンは、年に数回、不定期で開催されることが多いです。特に、衣替えのシーズンである春(3月~4月)や秋(9月~10月)、年末の大掃除シーズンなどに実施される傾向があります。
開催情報は、公式サイトやスマートフォンのアプリで告知されます。服を売りたいと思ったら、まずはアプリをダウンロードし、キャンペーン情報が発表されていないかこまめにチェックする習慣をつけるのがおすすめです。
キャンペーンの注意点
- 対象外商品がある:貴金属や一部のハイブランド品など、キャンペーンの対象外となる商品が定められている場合があります。
- 他のクーポンとの併用不可:他の割引券やクーポンとの併用はできないことがほとんどです。
- 実施店舗の確認:一部の店舗では実施していない可能性もあるため、持ち込む前に公式サイトで確認しましょう。
高く買い取ってもらうためのポイント
少しの手間をかけるだけで、査定額がアップする可能性があります。セカンドストリートで服を高く買い取ってもらうために、査定に出す前に実践したいポイントをいくつかご紹介します。
査定するのは「人」です。次に買うお客様のことを考えて、少しでも綺麗な状態にして持ち込むことが、高価買取への一番の近道ですよ。
1. 綺麗な状態にして持ち込む
基本中の基本ですが、洗濯やアイロンがけをして、見た目を整えることが非常に重要です。シワだらけの服よりも、綺麗に畳まれた服の方が良い印象を与えます。取れるシミはシミ抜きをし、ポケットにゴミなどが入っていないかも必ず確認しましょう。
2. 季節に合わせて売る
前述の通り、季節物の衣類は、そのシーズンが始まる少し前に売るのが最も効果的です。店舗側もこれから需要が高まるアイテムは積極的に買い取りたいため、査定額も高くなる傾向にあります。
- 春物:1月~3月頃
- 夏物:4月~7月頃
- 秋物:8月~10月頃
- 冬物:10月~12月頃
このタイミングを目安に、クローゼットの整理を計画するのも良いでしょう。
3. 付属品を揃える
購入時に付いていた付属品があれば、必ず一緒に査定に出しましょう。例えば、コートの取り外し可能なライナーやベルト、替えのボタン、ブランドのタグなどです。これらが揃っていることで、商品の価値が上がり、査定額アップにつながります。
4. なるべく早く売る
衣類のトレンドは移り変わりが早いため、「もう着ないな」と思ったら、できるだけ早く売るのが鉄則です。一般的に、洋服は発売から3年以内が高く売れる目安とされています。クローゼットで眠らせておくだけで、その価値は少しずつ下がっていってしまうのです。
結局、服売るならどこがいいのか比較
セカンドストリートは手軽に利用できる便利なサービスですが、服を売る方法は他にもあります。それぞれのサービスにメリット・デメリットがあるため、自分の目的や売りたい服の種類に合わせて最適な方法を選ぶことが重要です。ここでは、代表的な3つのサービスを比較してみましょう。
サービス | メリット | デメリット | おすすめな人 |
---|---|---|---|
セカンドストリート (総合リユースショップ) |
・店舗に持ち込めば即日現金化できる ・予約不要で気軽に利用できる ・幅広いジャンルの服を一度に売れる |
・フリマアプリより買取価格は安め ・ファストファッションは値段がつきにくい |
手間をかけず、すぐに服を処分して現金化したい人 |
メルカリなど (フリマアプリ) |
・自分で価格設定できるため高く売れる可能性がある ・ニッチなブランドやデザインでも売れることがある |
・出品、梱包、発送の手間がかかる ・売れるまでに時間がかかることがある ・値下げ交渉やトラブル対応が必要 |
手間を惜しまず、少しでも高く売りたい人 |
ブランディアなど (宅配買取専門店) |
・ブランド品に特化しており高価買取が期待できる ・自宅で完結するため店舗に行く必要がない ・送料や査定料が無料のところが多い |
・査定から入金まで時間がかかる ・ノンブランドやファストファッションは買取不可 |
ブランド品の服をまとめて、適正価格で売りたい人 |
使い分けが賢い選択
例えば、「人気のブランド品は宅配買取へ」「ノーブランドやファストファッションはセカンドストリートへ」「少し手間をかけても高く売りたいアイテムはフリマアプリで」というように、売りたい服の種類によってサービスを使い分けるのが、最も賢く、満足度の高い方法と言えるでしょう。
まとめ:後悔なくセカンドストリートで服を売る
この記事では、セカンドストリートで服を売る際の基本情報から、高く売るためのコツまで詳しく解説しました。最後に、記事の重要なポイントをリストで振り返りましょう。
- 服を売る際は本人確認書類が必ず必要
- 18歳未満は保護者の同伴が必須
- ノンブランドの相場は1kgあたり10円から
- 人気ブランドは定価の1割程度が買取価格の目安
- 値段はブランド・デザイン・状態・季節感で決まる
- 汚れや破損がひどいものは買取できない
- タバコや香水などの強いにおいもNG
- 下着や靴下など衛生商品は買取不可
- 買取価格が安いと感じるのは期待値とのギャップが原因
- 買取20%アップキャンペーンの活用が最もお得
- キャンペーンは公式サイトやアプリで告知される
- 査定前には洗濯やアイロンがけで綺麗にする
- 季節の少し前に売るのが高価買取のタイミング
- 付属品やブランドタグも一緒に持ち込む
- 手間をかけずに即現金化したいならセカンドストリートが最適
- 高く売りたいならフリマアプリや宅配買取との使い分けを検討する