不要になったiPhone12の処分に迷っていませんか。ゲオやブックオフ、ヤマダ電機、ハードオフなど様々な店舗が買取を行っていますが、どこが一番高く買い取ってくれるのか、その相場はいくらなのか、気になりますよね。特にドコモなどのキャリアから購入したモデルや、人気のiPhone12 64GBモデルの買取相場は一体どのくらいなのでしょうか。また、買取価格の今後の推移も知っておきたい重要なポイントです。安易に売却してしまい、後から失敗や後悔をしないためにも、正確な情報を得ることが大切になります。
この記事では、そんなあなたの疑問や不安を解消するために、各社の買取価格を多角的に比較し、少しでも高く売るための具体的な方法を分かりやすく解説していきます。
- 大手買取業者別のiPhone12買取価格
- 容量やキャリアによる買取価格の違い
- 買取価格が今後どのように推移するかの予測
- 少しでも高く売るための具体的なコツ
最新のiphone12買取価格相場を徹底比較
- iPhone12 買取価格はゲオでいくら?
- ブックオフでのiPhone12 買取価格は?
- ヤマダ電機でのiPhone12 買取価格を紹介
- ハードオフのiPhone12 買取価格も確認
- 人気のiPhone12 64gbの買取相場
- iPhone12の買取価格の今後の推移を予測
iPhone12 買取価格はゲオでいくら?
iPhone12の売却を考えたとき、まず候補に挙がるのが全国に店舗を展開するゲオです。ゲオでは、iPhoneの買取を強化しており、安定した価格での取引が期待できます。
ゲオのウェブサイトで公開されている情報や過去の実績を見ると、iPhone12の買取価格は端末の状態によって大きく変動しますが、良好な状態(良品)であれば比較的高値が付く傾向にあります。例えば、iPhone12 Pro Maxのような上位モデルでは、100,000円近い価格が付くケースも見られます。一方で、画面割れや目立つ傷がある場合は破損品扱いとなり、価格は良品のおよそ3分の1から半分程度になることも考えられます。
ゲオの強みは、定期的に実施される買取価格アップキャンペーンです。特定のシリーズを対象に査定額が上乗せされることがあるため、売却のタイミングでキャンペーンが行われていないか確認するのがおすすめです。また、全国に実店舗があるため、対面で査定内容を確認しながら即日現金化できる手軽さも魅力の一つと言えるでしょう。
ただし、店舗に持ち込む際は、データのバックアップや初期化、アクティベーションロックの解除などを事前に済ませておく必要があります。これらの準備ができていないと、買取を受け付けてもらえない場合があるので注意が必要です。
ブックオフでのiPhone12 買取価格は?
書籍やゲームの買取販売で知られるブックオフも、スマートフォンの買取に力を入れています。iPhone12ももちろん買取対象であり、お近くの店舗で気軽に査定を依頼することが可能です。
ブックオフにおけるiPhone12の買取価格は、モデルや容量、そして端末の状態で決まります。データベースによると、例えばiPhone12の64GBモデルであれば14,000円から24,000円程度、128GBモデルでは17,000円から29,000円程度が目安となるようです。これはあくまで目安であり、新品に近い綺麗な状態であれば上限価格に近づき、傷や汚れが多ければ下限価格、あるいはそれ以下になる可能性があります。
ブックオフの利点は、なんといっても店舗数の多さと知名度による安心感でしょう。普段から利用している店舗で、他の不用品と一緒にスマートフォンを売却できる手軽さは大きなメリットです。
一方で、注意点もあります。ブックオフはスマートフォン専門店ではないため、専門の買取業者と比較すると、査定額が若干低めになる可能性が指摘されることもあります。しかし、リユースモバイル事業者認証を受けているため、買取後のデータ消去などは徹底されており、個人情報漏洩の心配なく安心して取引できる点は高く評価できます。
ヤマダ電機でのiPhone12 買取価格を紹介
家電量販店の最大手であるヤマダ電機でも、iPhone12の買取サービスを提供しています。新しいスマートフォンの購入と同時に、古い端末を下取りではなく買取に出したい場合に便利な選択肢です。
ヤマダ電機の買取価格は、キャリアや容量、状態によって細かく設定されています。一例として、au版のiPhone12 256GBモデルで上限買取価格が34,000円、同64GBモデルで23,000円といった価格が提示されています。これはあくまで上限価格であり、実際の査定では本体の状態や付属品の有無によって価格が変動します。未使用品であれば、さらに10%アップといったキャンペーンが適用される場合もあります。
ヤマダ電機で売却するメリットは、全国の店舗(一部店舗を除く)で直接査定・現金買取をしてもらえる点です。専門のスタッフに相談しながら手続きを進められるため、初めての方でも安心感があります。
ただし、買取サービスを利用する際は、必ず本人確認書類を持参し、端末の初期化やiCloudからのサインアウトを済ませておきましょう。また、より高い価格での売却を目指すのであれば、他の専門買取業者の価格も比較検討することをおすすめします。
ハードオフのiPhone12 買取価格も確認
ハードオフは、家電やパソコン、楽器など幅広いジャンルのリユース品を扱う店舗であり、iPhone12の買取も行っています。特に、他の店では値段が付かなかったような、多少の不具合があるジャンク品でも買い取ってもらえる可能性があるのが特徴です。
ハードオフのウェブサイトでは、他の専門業者のように詳細な買取価格リストが常時公開されているわけではありません。そのため、正確な買取価格を知るには、直接店舗に持ち込んで査定してもらうのが最も確実な方法となります。価格の傾向としては、ゲオやブックオフと同様に、端末の状態やモデル、付属品の有無によって大きく左右されます。
ここで、主要な買取専門業者との価格比較の目安として、以下の表を参考にしてください。これはあくまで一般的な相場観であり、実際の価格は時期や在庫状況によって変動します。
このように業者によって価格に幅があるため、一つの店舗だけでなく、複数の選択肢を比較検討することが、納得のいく取引につながる鍵となります。
人気のiPhone12 64gbの買取相場
iPhone12シリーズの中で、最もストレージ容量が少ない64GBモデルは、発売当時に最も手頃な価格であったため、多くの方が利用しています。このモデルの買取相場は、売却を考える上で一つの基準となります。
各社の買取価格表を見てみると、iPhone12 64GBモデルの中古良品における買取価格は、おおむね20,000円台後半から30,000円台で推移していることが多いようです。もちろん、これは傷の少ない綺麗な状態の場合であり、使用感が強いものやバッテリーが著しく劣化している場合は、10,000円台まで価格が下がることもあります。
64GBモデルは、ライトユーザーや初めてスマートフォンを持つ方にとっては十分な容量であり、中古市場でも一定の需要があります。そのため、極端に値崩れすることは少ないと考えられます。
しかし、デメリットとして、近年のアプリや高画質の写真・動画は容量を多く消費するため、64GBでは容量不足を感じるユーザーが増えているのも事実です。このため、中古市場では128GBや256GBといった大容量モデルの方がより人気が高く、結果として64GBモデルの買取価格は他のモデルに比べて伸び悩む傾向が見られます。したがって、お手持ちの64GBモデルを売却する際は、過度な期待はせず、現実的な相場観を持って査定に臨むことが大切です。
iPhone12の買取価格の今後の推移を予測
iPhone12の買取価格が今後どのように変わっていくのかは、売却のタイミングを見極める上で非常に重要な要素です。スマートフォン、特にiPhoneの買取価格は、いくつかの要因によって変動しますが、最も大きな影響を与えるのは「時間の経過」と「新モデルの登場」です。
まず、基本的な原則として、電子機器の価値は時間と共に減少していきます。発売から年数が経つほど性能は相対的に見劣りし、バッテリーなどの部品も経年劣化するため、買取価格は徐々に下がっていくのが一般的です。
さらに、毎年秋に発表される新型iPhoneは、買取相場に大きな影響を及ぼします。新しいモデルが登場すると、旧モデルとなったiPhone12シリーズへの注目度は下がり、中古市場での供給量が増える一方で需要は緩やかになるため、買取価格は一段階下がる傾向にあります。
これらのことから、iPhone12の買取価格が今後、現在の価格から上昇する可能性は極めて低いと考えられます。もし、現在使用しておらず、今後も使う予定のないiPhone12をお持ちであれば、「いつか売ろう」と保管しておくよりも、一日でも早く査定に出すことが、最も高く売るための賢明な判断と言えるでしょう。価格が下がりきる前に、適切なタイミングで行動を起こすことが求められます。
iphone12買取価格相場に影響する要因
- ドコモ版iPhone12の買取価格と注意点
- SIMロック解除で買取価格はアップする
- 付属品の有無は査定額にどう響くか
- iPhone12をより高い価格で売るコツ
ドコモ版iPhone12の買取価格と注意点
ドコモ、au、ソフトバンクといった大手キャリアで購入したiPhone12は、Apple Storeなどで販売されているSIMフリー版とは買取価格が異なる場合があります。ここでは、特にドコモ版のiPhone12を売却する際の価格と注意点について解説します。
一般的に、SIMフリー版のiPhoneの方が、特定のキャリアに縛られないため中古市場での需要が高く、買取価格も数千円程度高く設定される傾向にあります。ドコモ版などのキャリアモデルは、SIMロックがかかっている場合、この価格差が顕著になります。
また、キャリア版のスマートフォンを売却する際に最も注意すべきなのが「ネットワーク利用制限」です。これは、端末の分割払いが滞ったり、不正な契約で入手されたりした場合に、キャリア側がその端末の通信機能を停止させる措置です。この利用制限の状態は「◯(問題なし)」「△(残債あり)」「×(利用制限中)」で示され、多くの買取業者では「×」(通称:赤ロム)の状態の端末は買取不可としています。「△」の状態でも買取は可能ですが、将来的に「×」になるリスクがあるため、査定額が大幅に減額されるのが通常です。
ご自身の端末の状態は、ドコモのウェブサイトで製造番号(IMEI)を入力することで簡単に確認できます。売却前には必ず確認し、もし分割払いが残っている場合は、完済してから売る方が最終的に手元に残る金額は多くなります。
SIMロック解除で買取価格はアップする
前述の通り、ドコモなどのキャリアで購入したiPhone12には、購入時点では「SIMロック」がかかっている場合があります。これは、そのキャリアのSIMカードでしか通信ができないようにする制限のことです。このSIMロックを解除し、どのキャリアのSIMカードでも使える「SIMフリー」の状態にすることで、買取価格をアップさせることができます。
なぜSIMロック解除で価格が上がるのか
SIMロックが解除された端末は、利用できる通信キャリアの選択肢が広がるため、中古市場での需要が格段に高まります。日本国内の格安SIMユーザーはもちろん、海外のユーザーにとっても魅力的な商品となるため、買取業者はより広い販路を確保できます。その結果、在庫リスクが減り、その分を買取価格に上乗せできるのです。業者によっては、SIMロック解除済みの端末に対して、3,000円から数千円程度の増額を設定しているケースが多く見られます。
SIMロックの解除方法
iPhone6s以降のモデルであれば、キャリアのウェブサイト(My docomoなど)から、利用者自身で手数料無料・オンラインで簡単にSIMロック解除の手続きが可能です。店舗に依頼すると手数料が発生する場合があるため、ご自身での手続きをおすすめします。解除手続きは数分で完了するため、査定に出す前に必ず済ませておきましょう。この一手間が、数千円の差を生むことになります。
付属品の有無は査定額にどう響くか
iPhone12を少しでも高く売るためには、本体の状態だけでなく、購入時に同梱されていた付属品が揃っているかどうかも査定の重要なポイントになります。付属品が欠けていると、減額の対象となることがほとんどです。
査定に影響する主な付属品
iPhone12の購入時に箱に含まれていた主な付属品は以下の通りです。
- 外箱(化粧箱)
- USB-C – Lightningケーブル
- マニュアル類
- SIMピン
これらの付属品が全て揃っている状態が、最も高い査定額を引き出すための理想的な状態です。特に外箱と純正のLightningケーブルは、次の購入者にとっても価値が高いため、査定額への影響が大きくなる傾向があります。
なぜ付属品が重要なのか
買取業者は、買い取った商品をクリーニング・整備して再販します。その際、付属品が揃っている方が商品としての価値が高まり、より高い価格で販売できます。箱や説明書があることで、購入者に安心感や満足感を与えることができるのです。付属品が欠品している場合、業者はそれを補うためのコストがかかったり、販売価格を下げざるを得なかったりするため、その分が買取価格からの減額という形で反映されることになります。
使わないからといって箱やケーブルを捨ててしまわず、将来売却する可能性を考えて、大切に保管しておくことが望ましいです。
iPhone12をより高い価格で売るコツ
これまで解説してきた点も含め、お手持ちのiPhone12を可能な限り高い価格で売却するための具体的なコツをまとめます。どれも簡単なことばかりですので、査定に出す前にぜひ実践してください。
できるだけ早く売る
前述の通り、スマートフォンの価値は時間と共に下がります。特に新型モデルの発表後は価格が下落しやすいため、使わないと決めたら一日でも早く行動に移すことが最も重要なコツです。
本体を綺麗に清掃する
査定時の第一印象は非常に大切です。指紋や皮脂汚れ、スピーカー部分のホコリなどを、柔らかい布で優しく拭き取りましょう。綺麗で大切に使われていたという印象を与えることで、査定スタッフの心証も良くなり、細かい部分での減額を防ぐことにつながります。
複数の業者で相見積もりを取る
買取価格は業者によって異なります。一つの業者だけで決めず、オンライン査定などを利用して少なくとも2~3社から見積もりを取り、最も高い価格を提示してくれた業者に売却するのが賢明です。手間はかかりますが、数千円の差が出ることも珍しくありません。
事前準備を完璧にしておく
査定に出す前には、データのバックアップを取り、iCloudからサインアウトして「iPhoneを探す」機能をオフにし、本体を完全に初期化しておく必要があります。前述のSIMロック解除やネットワーク利用制限の確認も済ませておきましょう。これらの準備がスムーズな取引と、無用な減額を避けるための基本となります。
今後のiphone12買取価格相場と売り時
この記事では、iPhone12の買取価格相場と、高く売るための様々な方法について解説しました。最後に、重要なポイントを改めて整理します。
- iPhone12の買取価格は業者や端末の状態で大きく変動する
- ゲオやブックオフは全国に店舗があり手軽に売却できる
- ヤマダ電機のような家電量販店でも買取サービスを提供している
- イオシスやじゃんぱらといった専門業者は高値が期待できる
- 一般的にSIMフリー版はキャリア版より高く売れる傾向にある
- キャリア版はSIMロックを解除することで査定額がアップする
- 分割払いが残っているとネットワーク利用制限で減額される
- 売却前にはネットワーク利用制限の状態を必ず確認する
- 64GBモデルは需要があるものの価格は伸び悩む傾向
- 外箱や純正ケーブルなどの付属品は揃えて査定に出す
- 付属品の欠品は減額の対象となる
- 本体を綺麗に清掃しておくと査定時の印象が良い
- 新型iPhoneが登場すると旧モデルの価格は下落する
- 売却を決めたら一日でも早く行動するのが最も重要
- 複数の業者で相見積もりを取り最高値の業者を選ぶのが賢明