ウエディングドレスの買取り完全ガイド！相場と高く売るコツ

挙式や前撮りで一度だけ袖を通した、大切な思い出が詰まったウエディングドレス。美しく輝いたそのドレスを、クローゼットの奥にしまったままにしていませんか？「いつかまた着るかもしれない」と思いつつも、保管場所に困っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、そんなウエディングドレスの最適な手放し方について、具体的な選択肢を交えながら詳しく解説します。ウエディングドレスを売る際の相場はもちろん、ウェディングドレス買取専門店や、ウエディングドレスを扱うリサイクルショップの利用、さらにはウェディングドレスの買取でブックオフやセカンドストリートが対応しているのか、といった具体的な疑問にもお答えします。また、メルカリでウェディングドレスが売れるのか、そのコツや注意点もご紹介。ウェディングドレスを売るおすすめの方法だけでなく、ウエディングドレスを寄付したいという選択肢も含め、あなたのドレスにとって最良の道を見つけるお手伝いをします。

ウエディングドレス買取り先の選択肢を徹底比較

• ウエディングドレスを売る相場の目安は？
• 専門知識が豊富なウェディングドレス買取専門店
• ウエディングドレスはリサイクルショップでも可能
• ウェディングドレスの買取はブックオフでできる？
• セカンドストリートのウェディングドレス買取事情
• メルカリでウェディングドレスは売れるのか解説

ウエディングドレスを売る相場の目安は？

結論から言うと、ウエディングドレスの買取相場は、数千円から数万円と非常に幅広く、一概に「いくらで売れる」と断言するのは難しいのが現状です。なぜなら、査定額はドレスの様々な要素によって大きく変動するためです。

主な査定ポイントは、ブランド、デザインの流行、ドレスの状態、そして購入時の価格です。例えば、Vera Wang（ヴェラ・ウォン）やPRONOVIAS（プロノビアス）といった世界的に人気の高いブランドドレスは、高価買取が期待できます。一方で、ノーブランドやオーダメイドのドレスは、次の買い手が見つかりにくいため、査定額が伸び悩む傾向にあります。

一般的に、購入価格の1%～10%程度が買取相場の一つの目安と言われていますが、これも絶対ではありません。あくまで参考程度に考えておくと良いでしょう。

専門知識が豊富なウェディングドレス買取専門店

ウエディングドレスを売る際、最もおすすめできる方法が「ウェディングドレス買取専門店」の利用です。専門店には、ドレスの価値を正しく判断できる専門の査定員が在籍しています。

ドレスのブランド価値やデザインのトレンド、生地の状態などを細かくチェックし、適正な価格を提示してくれる可能性が最も高いと言えます。一般的なリサイクルショップでは見過ごされがちなブランドの価値もしっかりと評価してくれるため、結果的に高価買取に繋がりやすいのです。

多くの専門店では、自宅からドレスを送るだけの「宅配買取」サービスを提供しており、全国どこからでも利用できる手軽さも魅力です。査定料や送料、キャンセル料が無料の業者も多いため、気軽に査定を依頼できます。

ウエディングドレスはリサイクルショップでも可能

街中にある総合リサイクルショップでも、ウエディングドレスを買い取ってもらえる場合があります。この方法の最大のメリットは、思い立った時にすぐ持ち込める手軽さです。他の不用品と一緒にまとめて処分したい場合にも便利でしょう。

ただし、デメリットも理解しておく必要があります。リサイクルショップにはドレスの専門知識を持つスタッフがいないことがほとんどです。そのため、ブランド価値やデザイン性が査定額に反映されにくく、単に「古着のドレス」として、重さや素材で一律に買い叩かれてしまうケースも少なくありません。

専門店であれば数万円の値が付くようなドレスでも、リサイクルショップでは数千円、あるいは数百円という査定額になることも珍しくないのです。手軽さを取るか、買取価格を取るかをよく考えて利用を検討しましょう。

ウェディングドレスの買取はブックオフでできる？

「本を売るなら」のキャッチフレーズでおなじみのブックオフですが、衣料品の買取も行っている店舗があります。では、ウエディングドレスの買取は可能なのでしょうか。

結論として、ブックオフの多くの店舗ではウエディングドレスの買取は難しいと考えた方が良いでしょう。ブックオフが主に扱うのは普段着やカジュアルウェアであり、ウエディングドレスのような特殊な衣装は買取対象外としている場合がほとんどです。

ただし、ブックオフグループが運営するアパレル専門のリユースショップ「BINGO（ビンゴ）」や、一部の大型店舗では取り扱っている可能性もゼロではありません。しかし、前述のリサイクルショップと同様に、専門的な査定は期待できないため高価買取は望めないでしょう。

セカンドストリートのウェディングドレス買取事情

全国に店舗を展開する総合リユースショップ「セカンドストリート」は、衣料品の買取に力を入れていることで知られています。では、ウエディングドレスはどうでしょうか。

セカンドストリートでは、フォーマルウェアの買取も行っているため、店舗によってはウエディングドレスを買い取ってもらえる可能性があります。しかし、これも店舗の方針や在庫状況によるため、全ての店舗で対応しているわけではありません。

仮に買い取ってもらえたとしても、こちらも専門店のようにはいきません。あくまでフォーマルドレスの一種として扱われ、ブランド価値などが十分に評価されないことが多いです。そのため、査定額は低めになることを覚悟しておく必要があるでしょう。

メルカリでウェディングドレスは売れるのか解説

フリマアプリの代表格である「メルカリ」でウエディングドレスを売る、という方法も選択肢の一つです。実際にメルカリで検索してみると、多くのウエディングドレスが出品されており、取引も活発に行われています。

メルカリで売るメリット・デメリット

メルカリの最大のメリットは、自分で販売価格を自由に設定できる点です。買取業者の査定に納得できない場合でも、自分で価値を信じる価格で出品できます。うまくいけば、買取業者よりも高い価格で売れる可能性を秘めています。

一方で、デメリットは手間が非常にかかることです。ドレスを魅力的に見せるための写真撮影、サイズや状態を正確に伝える説明文の作成、購入希望者からの質問対応、そして購入後の梱包・発送まで、全て自分で行わなければなりません。特に、大きくて繊細なウエディングドレスの梱包・発送は想像以上に大変な作業です。

納得のいくウエディングドレス買取りを実現するコツ

• ウェディングドレスを売るおすすめの方法とは
• 買取り前に確認しておきたいドレスの状態
• 売却以外の選択肢！ウエディングドレスを寄付したい
• 後悔しないウエディングドレス買取りの準備

ウェディングドレスを売るおすすめの方法とは

ここまで様々な売却方法をご紹介してきましたが、結局どの方法が一番おすすめなのでしょうか。これは、あなたが「何を最も優先したいか」によって変わります。それぞれの方法のメリット・デメリットを理解し、ご自身の希望に合った方法を選ぶことが大切です。

以下の表に、それぞれの方法の特徴をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

買取り前に確認しておきたいドレスの状態

どの方法で売るにしても、ウエディングドレスの状態は査定額を左右する最も重要な要素の一つです。査定に出す前には、必ずドレスの状態を細かくチェックしましょう。

クリーニングの重要性

まず最も大切なのが、専門のクリーニングに出されているかどうかです。着用後のドレスには、目には見えなくても汗や皮脂が付着しています。これらを放置すると、時間とともに黄ばみやシミの原因となり、査定額を大きく下げる要因になります。

査定に出す前には、必ずウエディングドレス専門のクリーニングに出しましょう。費用はかかりますが、クリーニング代以上に査定額がアップする可能性も十分にあります。「クリーニング済み」であることは、大きなアピールポイントになるのです。

その他のチェックポイント

• 汚れやシミ：裾の泥はねや、料理のシミなどがないか確認しましょう。
• ほつれや破れ：繊細なレースやビーズのほつれ、生地の破れがないかチェックします。
• 付属品の有無：購入時に付いてきたベール、グローブ、パニエ、ドレスカバー、ブランドの保証書などが揃っていると査定額が上がりやすくなります。

売却以外の選択肢！ウエディングドレスを寄付したい

「お金に変えるのは少し違う気がする」「誰かの役に立ちたい」そうお考えの方には、ウエディングドレスを寄付するという素晴らしい選択肢もあります。

あなたのウエディングドレスを必要としている人や団体に届けることで、社会貢献に繋がります。寄付先は様々で、主に以下のような活動を行っている団体があります。

• 発展途上国の花嫁へドレスを届ける活動
• 経済的な理由でドレスを着られない国内の花嫁へ提供する活動
• ドレスをリメイクして、ベビードレスやおくるみとして生まれ変わらせる活動
• 病気と闘う子どもたちのための撮影会などで使用する活動

「ウエディングドレス 寄付」などのキーワードで検索すると、多くの団体が見つかります。例えば、NPO法人セカンドライフのような、様々な不用品をまとめて寄付できるサービスもあります。

後悔しないウエディングドレス買取りの準備

• 大切なウエディングドレスの手放し方は複数ある
• 買取相場はブランドや状態で大きく変動し購入価格の1～10%が目安
• 適正価格での高価買取を狙うならウェディングドレス買取専門店が第一候補
• 専門店は宅配買取を利用すれば全国どこからでも依頼可能
• フリマアプリは高値で売れる可能性があるが写真撮影や梱包の手間がかかる
• 個人間取引のためトラブルのリスクも考慮する必要がある
• 総合リサイクルショップは手軽だが高価買取は期待できない
• ブックオフやセカンドストリートでの買取は店舗により対応が異なり難しい場合が多い
• どの方法で売るにせよ査定前の専門クリーニングは必須
• クリーニング済みの事実は査定額アップに繋がる大きなアピールポイント
• ドレスのシミや汚れ、ほつれがないか事前にチェックしておく
• ベールやグローブ、保証書などの付属品は全て揃えて査定に出す
• 複数の買取業者に査定を依頼する相見積もりも有効な手段
• 売却ではなく社会貢献に繋がる寄付という選択肢も検討する
• 寄付団体ごとに条件や送料負担が異なるため事前の確認を忘れない
• 価格、手軽さ、社会貢献など自分が何を優先したいかを明確にする
• 思い出の詰まった品だからこそ心から納得できる方法を選ぶことが最も大切