ご自宅に眠っている10万円金貨、「一体いくらで売れるのだろう？」と考えたことはありませんか。金相場が高騰している今、売却を検討する絶好の機会かもしれません。特に、信頼と実績のある田中貴金属での買取を考えている方は多いでしょう。
しかし、実際に買取を依頼するとなると、10万円金貨の買取値段の決まり方や、気になる田中貴金属の買取手数料、また一部で耳にする田中貴金属の手数料が高いという話の真偽など、多くの疑問が浮かんでくるはずです。さらに、田中貴金属の買取口コミを調べていると、情報が多すぎて何を信じれば良いか分からなくなってしまうこともあります。
この記事では、そうした疑問を一つひとつ解消していきます。具体的には、田中貴金属で買取が中止になるケースの有無から、メイプルリーフ金貨の田中貴金属での買取、お手持ちのアクセサリーなど田中貴金属における18金製品、さらには少し特殊な田中貴金属の金箔カレンダーの買取事情に至るまで、読者が知りたい情報を網羅的に解説します。大切な資産を納得のいく形で売却できるよう、ぜひ最後までご覧ください。
- 田中貴金属における10万円金貨の買取価格の決まり方
- 買取時に発生する手数料とサービスに関する評判
- 10万円金貨以外の金製品（地金型金貨や18金）の買取可否
- 安心して買取を依頼するための必要書類と注意点
田中貴金属での10万円金貨買取！値段と評判
- 10万円金貨の現在の買取値段はいくら？
- 田中貴金属の買取手数料について
- 田中貴金属の手数料は高い？他社との比較
- 参考になる田中貴金属の買取口コミを紹介
- 田中貴金属で買取が中止になる可能性
10万円金貨の現在の買取値段はいくら？
多くの方が最も気になるのが、10万円金貨の買取値段でしょう。日本で発行された10万円金貨は、主に「天皇陛下御在位六十年記念10万円金貨」を指します。
この金貨は、額面はもちろん10万円ですが、買取価格は額面を大きく上回るのが一般的です。なぜなら、純金（K24）でできており、20gの金としての価値を持つからです。
買取価格の基本的な計算式は以下の通りです。
買取価格の目安 ＝ 当日の純金（K24）買取価格 × 金貨の重量（20g）
例えば、純金の買取価格が1gあたり13,000円の日であれば、「13,000円 × 20g = 260,000円」が買取価格の目安となります。金相場は日々変動するため、正確な価格は売却当日の田中貴金属の公表価格を確認することが重要です。
専門家の視点
銀行に持っていくと額面通りの10万円としてしか扱われませんが、貴金属買取店では「金」として査定されるため、価値が大きく変わります。必ず専門の買取店に相談しましょう。
なお、天皇陛下御即位記念10万円金貨は重量が30gあるため、さらに高い価格での買取が期待できます。
田中貴金属の買取手数料について
田中貴金属で金地金などを売却する際には、所定の手数料が発生します。これは「RE:TANAKA（リ・タナカ）」という貴金属リサイクルサービスの取引手数料です。
手数料は、売却する貴金属の重量によって変動します。以下に一般的な手数料の体系をまとめました。
手数料に関するご注意
下記の手数料はあくまで一例です。最新かつ正確な手数料については、必ず田中貴金属の公式サイトでご確認いただくか、店舗へ直接お問い合わせください。
| 重量 | 手数料（税込） |
|---|---|
| 500g未満 | 個別に設定された手数料 |
| 500g以上 | 無料 |
10万円金貨（20gまたは30g）は500g未満に該当するため、個別に設定された手数料がかかります。これは、小口の取引にかかる事務コストなどをカバーするためのものです。手数料を差し引いた金額が、最終的な受取額となります。
田中貴金属の手数料は高い？他社との比較
「田中貴金属は手数料が高い」という声を聞くことがあります。これは、一部の買取店が「手数料無料」を大々的に宣伝しているため、比較して高く感じてしまうことが一因です。
しかし、手数料だけでサービスの良し悪しを判断するのは早計です。田中貴金属の手数料には、以下のような付加価値が含まれていると考えられます。
- 絶対的な信頼性：創業130年以上の歴史と実績は、他の業者にはない大きな安心材料です。偽物を本物と偽って買い取るリスクや、不当に安い価格を提示される心配が極めて少ないです。
- 正確な計量と査定：国際的に認められた分析技術と、厳格に管理された計量器を使用しており、ごまかしのない正確な査定が保証されています。
- 透明性の高い価格：毎日公表される買取価格は透明性が高く、誰でも確認することができます。
専門家の視点
「手数料無料」を謳う業者の中には、その分を買取単価で調整しているケースも散見されます。目先の「無料」という言葉に惑わされず、最終的に手元にいくら残るのか、という「受取総額」で比較することが賢明です。
手数料は、安心と信頼の対価と捉えることもできます。価格だけでなく、サービスの質や安心感を総合的に判断して、ご自身が納得できる業者を選ぶことが大切です。
参考になる田中貴金属の買取口コミを紹介
実際にサービスを利用した人の声は、業者選びの重要な参考情報になります。ここでは、田中貴金属の買取に関する口コミを、良い面と悪い面に分けてご紹介します。
良い口コミ・評判
利用者の声（Aさん）
初めての金売却で不安でしたが、目の前で丁寧に重さを量り、当日の価格や手数料の内訳を分かりやすく説明してくれました。さすが老舗という感じで、信頼感が違いますね。
利用者の声（Bさん）
地元の買取店と相見積もりを取りましたが、最終的な受取額は田中貴金属さんの方が高かったです。手数料はかかりましたが、買取単価自体が高いのだと思います。
やはり、「信頼性」「透明性」「丁寧な対応」といった点が高く評価されているようです。
注意すべき口コミ・評判
利用者の声（Cさん）
手数料がかかることを知らずに行ったら、思ったより受取額が少なくて少しがっかりしました。事前に調べておくべきでした。
利用者の声（Dさん）
都心の店舗に行ったら、かなり混雑していて1時間以上待ちました。時間に余裕を持って行くか、来店予約ができる店舗を選ぶと良いかもしれません。
「手数料の事前確認」や「待ち時間」に関する声が見られます。特に店舗の混雑は、金相場が高騰している時期には起こりやすいため、時間に余裕を持った行動が求められます。
田中貴金属で買取が中止になる可能性
田中貴金属ほどの専門店で、金製品の買取が「中止」になることは基本的に考えにくいです。金相場がどれだけ乱高下しても、日々の価格に基づいて買取は行われます。
ただし、「買取中止」ではなく「買取対象外」となるケースは存在します。具体的には以下のような場合です。
買取対象外となる主なケース
- 偽物・メッキ製品：刻印があっても、比重計などの専門的な検査で偽物と判明した場合は買取できません。
- 金ではない素材：金以外の金属や素材が大部分を占める製品。
- 所有権が不明なもの：盗品の疑いがあるなど、正当な所有者であることが証明できない場合。
10万円金貨のような公的な記念硬貨であれば、偽物でない限り買取を断られる心配はまずないでしょう。安心して査定を依頼できます。
田中貴金属の10万円金貨買取とその他金製品
- メイプルリーフ金貨も田中貴金属で買取可能
- 田中貴金属における18金の買取事情
- 田中貴金属の金箔カレンダーの買取はできる？
- 金貨買取を依頼する際に必要なもの
- 買取不可になる金貨の特徴とは？
メイプルリーフ金貨も田中貴金属で買取可能
メイプルリーフ金貨は、カナダ王室造幣局が発行する世界的に有名な地金型金貨です。10万円金貨が日本の「記念硬貨」であるのに対し、メイプルリーフ金貨は投資用に流通している「地金型金貨」という違いがあります。
もちろん、田中貴金属ではメイプルリーフ金貨の買取も行っています。買取価格は、10万円金貨と同様に、当日の金相場と金貨の重量に基づいて算出されます。
地金型金貨と記念硬貨の違い
地金型金貨は、金地金の価格に連動して価値が決まる投資用の金貨です。一方、記念硬貨は、特定の出来事を記念して発行され、金としての価値に加えて収集家向けの付加価値（プレミアム）が付くことがあります。ただし、田中貴金属では基本的にプレミアムは考慮せず、含有する金の重量に基づいた価格での買取となります。
メイプルリーフ金貨やウィーン金貨など、海外の有名な地金型金貨をお持ちの場合も、安心して田中貴金属に相談できます。
田中貴金属における18金の買取事情
田中貴金属では、10万円金貨のような純金（K24）だけでなく、ネックレスや指輪、ブレスレットなどに多く使われる18金（K18）製品の買取も積極的に行っています。
18金は、全体の75%が金で、残りの25%が銀や銅などの他の金属で構成される合金です。そのため、買取価格は純金の価格の約75%が基準となります。田中貴金属の公式サイトでは、K24（純金）だけでなく、K18の1gあたりの買取価格も毎日公表されています。
査定の際は、以下のような点がチェックされます。
- 正確な重量：0.1g単位で精密に計量されます。
- 刻印の確認：「K18」や「750」といった品位を示す刻印を確認します。
- 宝石の扱い：ダイヤモンドなどの宝石が付いている場合、石の価値を別途査定してくれることもありますが、基本的には石を外した状態の金属重量で査定されることが多いです。
切れてしまったネックレスや片方だけのピアスでも、金としての価値は変わりません。デザインが古くなったアクセサリーなども、気にせず査定に出してみましょう。
田中貴金属の金箔カレンダーの買取はできる？
田中貴金属では、年末になると贈答品として金箔を使ったカレンダーが販売されることがあります。この金箔カレンダーをお持ちで、売却を考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、結論から言うと、金箔カレンダーを「金」として買い取ってもらうのは極めて困難です。
金箔製品の買取が難しい理由
金箔は非常に薄く延ばした金であり、カレンダー1枚に含まれる金の重量は、実は0.1gにも満たない微々たる量です。また、プラスチック製のシートに貼り付けられているため、金だけを抽出するコストが金の価値を上回ってしまいます。このため、貴金属としての買取は対象外となるのが一般的です。
美術品や骨董品としての価値があれば話は別ですが、貴金属店である田中貴金属では、重量に基づいた買取が原則のため、値段が付かないケースがほとんどだと理解しておきましょう。
金貨買取を依頼する際に必要なもの
実際に田中貴金属の店舗で金貨を売却する際には、法律に基づき本人確認書類の提示が義務付けられています。忘れずに持参しましょう。
必ず必要になるもの
以下のいずれかの顔写真付き本人確認書類（原本）が必要です。コピーは不可なので注意してください。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート（2020年2月3日以前に申請されたもの）
- 在留カード
200万円を超える取引の場合
「犯罪による収益の移転防止に関する法律」により、一度の取引額が200万円を超える場合は、上記の本人確認書類に加えて、マイナンバー（個人番号）が確認できる書類の提示も必須となります。
- マイナンバーカード（裏面）
- 通知カード
- マイナンバーが記載された住民票の写し
高額な取引が予想される場合は、忘れずに準備しておきましょう。
買取不可になる金貨の特徴とは？
ほとんどの金貨は買取対象となりますが、中には値段が付かない、あるいは買取を断られてしまう金貨も存在します。主な特徴は以下の通りです。
最も多いケースは「偽物」です。金メッキを施した別の金属で作られたもので、巧妙に作られているものもあります。偽物の主な特徴は以下の通りです。
- 磁石に付く：金は磁石に付きません。磁石を近づけて反応する場合は、鉄などが含まれる偽物の可能性が高いです。
- 重量が明らかに違う：金は非常に重い金属です。同じ大きさでも、偽物は本物より軽いことが多いです。
- 刻印が不鮮明：本物の金貨には、品位や重量を示す刻印が鮮明に打たれていますが、偽物は刻印がぼやけていたり、不自然だったりします。
専門家の視点
ご自身で判断が難しい場合は、無理に調べようとせず、そのままの状態で専門家に見てもらうのが一番です。傷を付けてしまうと、もし本物でコレクション価値があった場合に価値を損なう可能性があります。
田中貴金属のような信頼できる店舗であれば、専門の機材で正確に鑑定してくれますので、安心して相談してみてください。
まとめ：田中貴金属の10万円金貨買取ポイント
- 10万円金貨の買取価格は額面ではなく金の重量で決まる
- 買取価格の目安は当日の純金価格と金貨の重量で計算される
- 田中貴金属では売却時に所定の手数料が発生する
- 手数料は安心と信頼のサービス対価と考えることができる
- 最終的な受取総額で他の業者と比較することが重要
- 公式サイトで買取価格や手数料を事前に確認する
- 良い口コミでは信頼性や丁寧な対応が評価されている
- 注意すべき口コミには手数料や待ち時間に関するものがある
- 基本的に金製品の買取が中止されることはない
- 偽物や金以外の製品は買取対象外となる
- メイプルリーフ金貨など地金型金貨の買取も可能
- 18金のアクセサリーなども重量に応じて買い取ってもらえる
- 金箔カレンダーは金の含有量が微量なため買取は困難
- 買取時には運転免許証などの顔写真付き本人確認書類が必須
- 200万円を超える取引ではマイナンバーの提示も必要